当財団は、故・浪越徳治郎が創始し、故・浪越徹が指圧療法として体系づけた指圧法を基礎とする「SHIATSU」のグローバルスタンダード(国際統一評価基準)を設けて、指圧に関する教育水準を高める指導・啓発活動、検定試験の実施及び認定事業活動を行うことで知識の普及を図り、国内外においてグローバルスタンダードに基づく「SHIATSU」の普及と情報提供を目指すとともに、人材育成、能力向上、海外における職業的地位の確立及び消費者保護に貢献する環境づくりを実現することを目的としております。
※ただし、当法人が実施する検定及び認定事業は、「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」(昭和22年12月20日法律第217号)に定める資格免許ではなく、日本国内において指圧等の業を行うことはできないことを明示のうえ事業を行うものとする。
国内の指圧教育の推進のみならず、国外における「SHIATSU」のグローバルスタンダード(国際統一基準)の確立とその向上に理事長として携ることの責任の重みを痛感しております。
多くの皆様のご指導、ご支援を支えに、微力ではございますが力を尽くしてまいりたいと考えております。
ここに謹んでご挨拶申し上げます。
今後の方針は1人でも多くの方に本物の指圧をご理解頂き、健康寿命を延ばすことに寄与貢献できる事を心から願うと同時に、世界中に高度な知識と技術、素晴らしい人間性と優しい心を持った人材の、人と人の交友と交流を隔たりなく行える環境整備に努める一心です。
私の思い描いてきた20年らいの構想が現実になろうとしているいま、現在世界16カ国で普及している「SHIATSU」を、WHO加盟国の193カ国に普及させる役割とその懸け橋と次世代への教育に努力の汗をかき、職務に専念し財団の発展に尽くす覚悟でおり、略式ながら就任のご挨拶申し上げます。
一般財団法人国際指圧普及財団
理事長 浪越 孝